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まんぼな毎日

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グラフティ蛸蔵に500人!

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 今は亡き名傍役、川谷拓三さんらと共に東京で演劇に没頭。帰高して入明町にある「薫的神社」境内にある「薫的座」を舞台に、観客席と同じ高さの舞台を創り続けてこられた帆足寿夫さん。
 以前勤務していた広告代理店の大先輩で、名コピーライターでありなら、退職されるまで嘱託社員を希望し、仕事と演劇活動を両立させてきた。その当時、ポスターをデザインさせていただいたことから、毎回影の部分で応援させていただいている。

 この秋51回目となる「演劇センター90」の舞台は、富良野塾の一期生の若手友澤晃一の脚本による「あなたがいるから」。「テレビドラマでは絶対に語れない日本の問題点」を鋭くそしてどこかユーモラスに描き出した作品で、作家本人もよろこんで東京から舞台を見に駆けつけてくれたということ。
 
この劇団の団員になるには条件があるらしい。「仕事を持っていなくてはいけない」ということ。これは、東京で演劇の裏世界を見て来た帆足さんの口癖なのだそうだ。

 貧しく、心がすさみすぎては継続できない。また、大舞台に立つことが目的でもない。何らかの仕事を持ちながら、なんとか仕事と舞台を両立させ、この「薫的座」での活動を一生大事にしていく…このスタイルを一貫してこられた。彼のスパルタ指導も有名ではあるが、この片田舎にあって、舞台のレベルの高さもハンパではない。

 従って、昨年秋、旧薫的座が老朽化のため再建されることになって、どこからともなくひたひたと集まってきていた客のほとんどが、改めて、この劇団をこの場所でしか見たことがなかったことを再確認した。

 その帆足さんが、この蛸蔵にインスピレーションを感じ、再建までの間の公演にこの空間を選んだ。
 

  続ける…ってすごい。場所が代わっても、しっかり固定ファンが根付いている…。

キャパ150の客席は4日間で500人の観客で埋め尽くされた。

初めての場所とあって戸惑われる方のために、車でのピストン輸送を担当させていただいたが、どの方もこの旧藁倉庫に魅了されていた。

 私もいつか、映画上映会とライブ、やってみたいなーーー♪
また、そこへもんたか…。
by mnnbo2 | 2008-12-05 22:22 | アクティブ日記 | Comments(0)