はりまやよさこい物語(五)焼け野原から立ち上がった人々
昭和29年のよさこい初舞台に立った濱口賀世と
その舞台の下から踊り子達の姿を観て、猛烈によさこいに憧れ、
2年目から同じ舞台に立つことになる桑名眞紀。
2人共、当時12歳。同じ歳の少女2人が、
全く違った波瀾万丈の人生を経験した60年後に
「料亭濱長」の大女将、はりまや橋商店街の古着屋「よさこい本家」の女将となり
「よさこい情報交流館」OPENを
2つの感動的なよさこいシーンで盛り上げる。
本家本元高知県ならではの、壮大な歴史ヒューマンストーリー。
前回までのお話は、こちらのカテゴリからお読みいただけます。
http://mnnbo2.exblog.jp/i25/
はりまやよさこい物語(五)焼け野原から立ち上がった人々
写真は2009年のよさこい祭り、(現在の)はりまや橋商店街競演場での記録。
高知家の妹、広末涼子さんの叔父さんでもいらっしゃる、高知市商店街振興組合連合会理事長 広末 幸彦氏にお願いし「はりまやSTORY 2009.9月10月号に掲載許可をいただくことができた。
(今でもはりまや橋商店街振興組合の事務所に、額入りで飾ってくれている。)
第32回日本アカデミー賞では映画「おくりびと」で、優秀主演女優賞を受賞されたばかりの広末涼子さんが「帯屋町筋」の地方に乗って登場した頃、祭りの熱気は最高潮に達した。いつもこうして高知を元気づけてくれている涼子ちゃん。大河ドラマ「龍馬伝」では、坂本龍馬の初恋の相手であるヒロイン・平井加尾役でも出演され、高知ブームの火つけ役のお一人にもなってくれた。
2008年1月26日、土佐史談会副会長 谷是(たに・ただし)さんにお招きいただき「追手前・帯屋町・細工町・廿代町の歴史と文化について」という講演を聴きに行った。その中で、広末涼子さんの曽祖父、広末静一さんのことが語られた。広末涼子さんのルーツを知り、
「ああ、そうか!だからこんなに忙しい時にも、広末涼子さんは、高知によさこいを
踊りに帰ってきてくれるんだ!押しも押されもしない日本を代表する大女優になった
現在でも、高知を盛り上げようとしてくれているんだ!」と、納得したものだ。
以下、谷さんが手掛けられた「高知県人名辞典」を元に、記事に書かせていただいた。
広末涼子さんの曽祖父、広末静一氏
『昭和20(1945)年、7月4日、高知市街は大空襲を受ける。
広末静一さんは翌日焼け跡から金物を掘り出し、蓆(むしろ)の上にそれを並べ店を再開した。帯屋町復活第1号といわれ、その後商店街振興の先駆者的役割を果たしてゆく』
絶望に打ちひしがれていた街の人々は、そんな廣末さんの姿に勇気付けられ、再び街が動き出したといいます。そして戦後の商店街をなんとか元気付けようと、濱口八郎さんほか商工会議所の方々や武政英策さんらの努力により「よさこい祭り」が誕生。涼子さんが帯屋町ジュニア隊で踊っていたことは有名な話ですが、こんなに忙しくなってもよさこいを踊りに頻繁に高知に帰ってきてくれる、彼女のバックボーンともいえる話だと思います。
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