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まんぼな毎日

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大原富枝生誕100年に、土佐琵琶の音色が心に染みた「婉という女」


9月28日、文筆家 大原富枝先生の生誕100年の会にお招きいただきました。

【大原富枝】
高知県長岡郡吉野村寺家(現本山町)生まれ。
病気療養中に文筆活動を始める。
1941年、戦中の混乱期にあえて創作に専念するため上京した。
1960年に「婉という女」で、第14回毎日出版文化賞、第13回野間文芸賞を受賞、
1970年に「於雪-土佐一條家の崩壊」で第9回女流文学賞を受賞した。
1990年に勲三等瑞宝章を受章、1998年に恩賜賞・日本芸術院賞受賞。芸術院会員となった。


めろでぃ〜の桑名さんの車で
高知県長岡郡本山町に到着するなり
速攻で「さくら市」の米粉を使った「土佐あかうしバーガー」を頂く。
素晴らしいお味に感動!


オープニングを飾ったのは
土佐琵琶奏者黒田月水さんの一番弟子で
地元で活動中の谷川桃水さんによる土佐琵琶演奏。

披露された曲は、大原先生の代表作「婉(えん)という女」

「水はとうとうと流れ行く
豊かに色づく実りの影に
婉という名の女の涙あり」

から始まるこの歌詞は
「ばあちゃんくのばあちゃんが焼いたたこ焼き」
「いも天君」
の詞を書かせていただく少し前の作品。

光栄の極みというか、感無量の気持ちで聴いていました。

婉という女(土佐琵琶:谷川 桃水)
http://youtu.be/YkJ6t9AJyy8


撮影:小笠原 献一


本山町ご出身の作家、故大原富枝さん生誕100年記念式典の様子。
会場には大原先生とゆかりのあった方々や、地元高校生
町民ら約300人が出席していました。


大原富枝さんの本の朗読や、
高知県出身の直木賞作家 山本一力氏の講演も
素晴らしかったです。

戦時中、大原先生が図書館で書き写されたという
膨大な量の婉の書簡。その手紙はその直後、戦火に焼き尽くされたそうです。
そのこともあり、大原先生が婉に抱いた感情、
婉の魂が乗り移ったかのような執筆活動の様子
などを語って下さいました。

自身も文筆家でないと語ることのできない
文筆表現に対する視点や、尊敬の念、
会場に来ていた高校生たちが、こんな偉大な作家を生んだ
郷土に誇りが持てるような…そんな講演でした。


祝賀会会場。
土佐琵琶関係者、会場の一番前のVIP席で
ちょっとびびりまくりました〜☆
土佐あかうしをふんだんに使ったお料理、美味しかったです☆


大人気の山本一力氏。
以前、はりまや界隈や佐川町の乗台寺をご案内させていただいたり
炭関係の資料を送らせていただいたりしたことがありました。

あの頃よりも一段とスリムになられた奥様が
覚えて下さってて、光栄でした☆
※HPアップは許可いただきました。


今日はお招きいただき、本当にありがとうございました!
この方々のお陰様です。

また、どこかで企画演奏やりましょう!是非!!!



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是非、ご覧になっていただいて
「お気に入り」にヨロシクです♪

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by mnnbo2 | 2012-10-08 15:37 | 旅日記 | Comments(0)