『マッチと町展』座談会
10月3日、ギャラリーグラフティに
「高知遺産〜マッチ箱編【長崎コレクション】〜」の
座談会に行ってきました。
あいにくまあちゃんが来られないということで
ビデオを回しに行ったのですが、いろいろと興味深い話が
聞けて良かったと思います。
高知県立美術館の松本教仁学芸員さん。
さ、さ、さすが!今日の日のためにものすごい調査資料を準備、
配布して下さいました。
やはり、古い時代では印象派の画家達がサロンに集まったように…
新しいところでは(笑)オセロにミュージシャンたちが集まっているように…
高知の画家たちの歴史は、この溜まり場が育ててきたと確信しました。
高校の卒業記念に石川ホームでアメリカ広場に行ったなぁ〜。
その前進となるお店「リラ」が高知大丸東館当たりにあったそうです。
※写真は「ツバキ」
参加者は、喫茶「皇帝」をはじめとする♪音楽を大切にする店作りが成功された
中村孝道さん。中央公園西北門の「ニヒル」が現代さんの第一号店。
作家、山崎道さん。
「私たちが高校生の時は、喫茶店は憧れの空間で、早く大人になりたいと
思ったものでした」溜まっていたのは鏡川沿いにあった「ボルス」や「ポアゾ」。
作家さんがやってる喫茶店でもいろんな仲間が集まっていました。
現代美術家 高崎元尚さん。
戦後の右肩上がりの時代。「自分たちはやれば何だってできるんだ!」と
という活気に満ちていました。現代企業社さんの「ショパン」に
店主が描いていた絵をアドバイス。その後、店主は箱根彫刻の森美術館に
展示されるほどのアーティストに成長。ここにいらっしゃる
現代企業社大西社長のお父様です。
現代企業社 大西映社長。
中学生の時に店のマッチにデザイン画を描かせてもらったとのこと。
側面に描かれた「(中2)はゆる」の文字はプレミアム物!
今回、まあちゃんが寄贈したマッチからここまで
インスピレーションを働かせ、展覧会・座談会を成功させた仕掛人。
ギャラリーグラフティシノッチこと信田英二さん。
会場を訪れた誰もが、古き良き時代の高知について
熱く語ってゆかれるとのこと。
「おまんくのおんちゃんと一緒にあの店に行っちょったがはわしじゃ」
と、まあちゃんに名乗り出てくれるご近所さんも現れ
また団体を引き連れて来週グラフティに行くことになりそう(笑)と
まあちゃんから連絡が入りました。
座談会後も会場に溜まって話は尽きず…。
門田カメラマンのお宅が以前、喫茶店をされていたことも判明。
昨日、今日できるものではない歴史ある「店」という空間。
京都や長野では観光名所にもなる空間。
時代の移り変わりとはいえ、振り返ってみても「セザンヌ」
「ぶどうの木」「えるぴい」…。本当に惜しい存在でした。
今ある、歴史ある店、芸術を育てている店のMAPを作り
その存在を若い人たちにも知ってもらう努力をするのもいいかもしれないですね。
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