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まんぼな毎日

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2014年度「知の巨人たち」 第4回 司馬遼太郎を観て、集団的自衛権の問題を考える。

2千万部以上の歴史的な売り上げを記録した
『竜馬がゆく』を書かれた司馬遼太郎さん。

高知が誇る「龍馬さんのお父さん」です




司馬さんと「竜馬がゆく」の原稿のやりとりをされていた窪内さん登場!!!
元テレビ高知のえらいてさんで、とてもお世話になった方!
歌って走ってキャラバンバンも窪内さんがスタートされたんですよ♪

龍馬さんには、青い目をしたモデルがいたことをご存知でしたか?


さすがグローバルな人物ですよね!


京都大学名誉教授が司馬さんを語る場面です。
司馬さんも「日本人」ではなく「アジア人」になりたかった
グローバルな方だったそうです。


この番組は、現在、議論されている集団的自衛権の問題にも
大きな答えを出してくれているような気がしました。

司馬さんが現在ご存命だった場合、
どういうお考えを持たれたと思いますか?


長く司馬さんと行動を共にしてこられた窪内さんに
尋ねてみました。

「司馬さんが今生きていたらきっと
狂い死にしていたと思います。
サンケイ新聞のOB録からも除名してくれと言うにちがいない。

中国という国は非常にメンツを気にする国なので
憲法9条によって戦争を放棄している国に対して
攻撃を仕掛けた場合、世界中から『卑怯者』呼ばわりされ
メンツをつぶされてしまいます。

そういった意味で、憲法9条は大きな防波堤だったわけです。

しかし、その形態が崩れてきて、挑発行為を受け続けた場合には
どうなるか分かりませんよ。

アメリカ議会はそうなった場合『手を出すな』という方向に動いています。
アメリカは抑止力にはならないと思います。」

番組の中で、司馬さんが
長年膨大な取材をしてきたにも関わらず
どうしても書けなかった小説が存在したことを知りました。

最近、私の周りにいる龍馬的に心の大きな人物が
「寄り添って軌道修正していく」という名言を述べられましたが
そういった気持ちが誤解を受けることになってしまったのかもしれません。

「書けという事は死ねということ」
番組内での司馬さんのことばや

「血が腐るほどの怒りを感じてしまい、どうしても書けなかったのではないか」
取材の中の言葉が深く心に残っています。

「7月4日、私の母が暮らしていた升形の佐々木旅館は、どうして空襲で
焼けなければならなかったのか」

小さい時から、ずっと疑問に感じてきました。

「鬼畜米兵」などの、言葉の持つ恐ろしさ。
最近ではテレビのコメンテーターや
ヘイトスピーチなどの「ことばの暴力」から
戦争への誘発・挑発を感じずにはいられません。

そういったひとつひとつの火種を自分の中から消していくこと
せめて食料だけでも、自国で補えるようにすることの重要性を学ぶこと
そして…


司馬さんのように、
戦争がなぜ起こったのか、つきつめて考え続けること。







番組の最後の言葉

そして、司馬さんの遺書とも言われている
「二十一世紀を生きる君たちへ」のことばを
今一度、世界中の人々に読んでもらいたい。

「二十一世紀を生きる君たちへ」
http://gakusix.cocolog-nifty.com/ikirukotoba/2006/12/post_910b.html



2014年度「知の巨人たち」
第4回 司馬遼太郎


2014年7月26日(土)午後11時~翌0時30分

【再放送】2014年8月2日(土)午前0時00分~午前1時30分(金曜深夜)

http://www.nhk.or.jp/postwar/program/schedule/



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by mnnbo2 | 2014-07-27 13:23 | その他 | Comments(0)